【入門者向け】 新品ノートPCを買う際の予算感について 【購買メモ】
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割と色々な人から、「新しいノートパソコンを買いたいんだけど、オススメってある?」みたいなことを聞かれるので、 こちらからは予算や用途を聞いた中でオススメできそうなものを勧めることにしていますが、 「そもそもノートPCの予算感が分からん」っていう人も多いようですので、これから初めてPCを買う人や、家族・友人のために買ってあげる場合の参考になればと思います。
知人から「新しいノートPC買おうと思うからオススメを教えて」という相談を受けることが多いので、予算感に関する個人的な所感をまとめてみます
— Akiva Miura (Atid Ltd. 代表) (@akivajp) June 27, 2020
完全に個人的な所感を元に書いていますので、誤っていたり情報が古かったりしましたら、ご指摘頂けますと幸いです。
ノートPCを買う予算
3万円まで
- CPUはAtomかCeleronに限定される
- サイズは12インチ未満か14インチ以上に限定される
- 最低限、オフィスソフト、メール、ブラウジング程度なら問題は無いけど、ストレスは感じるかも知れない
4万円まで
- ちょっとCPUがマシ(Core mシリーズなど)になったりSSDやメモリの選択肢が増えるけど性能は微妙
5万円まで
- 一世代前くらいのCore i3/i5、Ryzen 3/5あたりが選択肢に入ってきて、普段使い用途としてならだいぶ快適になる
- この価格帯でCPU、SSD、メモリ全てを十分にはできないので、何を重視するか取捨選択が必要
- 動画再生くらいなら特に不満がなくなってくる
- プログラミングとかも一応これくらいの性能なら大丈夫
- 写真やグラフィック編集などの静止画処理は一応十分こなせるが、不満は感じるかも知れないレベル
7万円まで
- Ryzen 7などが選択肢に入ってくる
- 12インチや13インチくらいで性能のよいものも選択肢に上がってきて、サイズの自由度が上がる
- 静止画処理には十分なスペックになってくるけど、メモリが8GBくらいまでなので、複数のタスクをこなすにはまだしんどい
8万円まで
- Core i7などが選択肢に入ってくる
- メモリ16GBなどの選択肢が出てくる、複数の仕事を並列してこなすにはこれくらいあると安心
- 動画や3D処理などはまだきつい、この価格帯でやりたいならデスクトップPCを買うべき
10万円まで
- CPU、SSD、メモリなどを増やす余裕ができて、必要な性能を重視しやすくなる
- 薄型軽量モデルの選択肢なども増えるが、比較的性能は控えめで省エネな場合が多い
- モバイル向けグラフィックボードなどのDiscrete (独立型) GPU搭載の機種なども増え、軽めの動画の編集や3Dゲームなどを処理できるようになる
15万円まで
- 4K対応ディスプレイなど、表示性能も充実してくるので、デザイナー向けなら最低限欲しい性能になってくる
20万円まで
- ノートPCとしてはそこそこ高性能なGPUなどが使えるようになる、もしノートPCで動画編集などやりたいなら最低限欲しいレベル(ただし性能としては10万円のデスクトップPCに負ける可能性も)
30万円まで
- Core i9などが選択肢に入ってくる
- モバイルワークステーションなどが選択肢に入ってきて、ノートPCながらデスクトップPC並の性能が手に入るが、コスパは低い
- 3Dモデリング・レンダリングなどをする人はこの辺りを使うのかも知れない
30万円以上
- 高性能GPUとかメモリ64GB以上とかストレージ10TB以上とか、普通の人は使わないであろうぶっ飛んだ性能が選べるようになってくる
- かなり細かいこだわりを持ち始めると、普通にこの価格帯になってきたりする
てな感じに思っています。以上。